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変わりたくないんだ。
何もかも投げ出したくなる。
ぐちゃぐちゃに浮かんでいる。
本当に。
本当は。変わりたいんだ。
そう思ってしまう自分すら、暖かく満たせてあげられるほど、僕は強くない、って言いたいんだ。
言いたい。僕はだめだってだめなんだって全世界に向けて伝えたい。
絶叫。
この世の全てを手懐けてしまえるの?
魂が、泣いている。
地獄。地獄。僕という生き物は、希望を生み出したがっている。
こんなにも否定したがっているのに。
それでも希望を生み出したいんだ。
否定したいんだ。
否定したいんだ。
否定…。
違う。否定したい。それでも残るものを、僕は、受け入れたいんだ。
愛して愛して愛して、幸せに死にたいんだ。
否定したいんだ。僕は否定したがっている。世界を、自分を、この世の全てを。
その先に何がある?その裏に何がある?なぜ僕はそんなことをしてしまうんだって、私にはわからない。私ではない私が知っている。
少なくとも、僕はその先にあるものが、とんでもなく愛おしい。
大切でかけがえのないもので、すご
だから不安になって、怖がっている。傷つけたくない。好きなんだ。
きっと知ろうとすれば、僕は持ち前の行動力で恐ろしいくらい問いただすだろう。
理解したかったから、本当に理解できるのなら。
でも、どうやたって、どう手を尽くしたって、わかりきれなくて、僕は泣くんだ。
ごめん、どうやったって、君の全てを、僕が掲げる理想のようにはできないんだ。
本当は、君を息ができなくなるくらい幸せにしたかったんだ。
真剣に生きてるって言ってくれたこと、嬉しかった。
どっちだっけ、もう忘れてしまった。僕は、どこに生きたいんだろう。
嘘だな。