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僕はだめになってしまった。(本当に?)
僕は誰かに良いと言われた経験がない。
嘘だ。
中学生との時、達筆だと褒められた。
なぜ信じられないのだろう。ありのままの現実を信じられないのは、どこかで信じたい何かが強く存在しているからだ。
現実以上に僕が信じているものは何だ?
僕はきっと報われるということなんじゃないだろうか。(それはこのままで大丈夫と思っているというイメージ。無理に自分を変えなくてもよいというイメージだ。)
でも報われないと自分を書き換えることは頑張らなければならないと思う。ひどく耐え忍ぶというか、辛い世界を独りで生きていくようなイメージがしてならない。
今までの僕を手放したら本当に独りになってしまう。
これも本当だろうか。
何にでもなくなった自分とは本当にいるのだろうか。
いつだって自分はここに(個々に、個人としてn)在り続けている。世界に殺されるときまでは。
僕は立ち上がれないのだろうか。
いつだって立ち上がることが正しいんだ。
でも、僕は本当に立ち上がれないのだろうか。どうしても立ち上がれないのだろうか。世界がどうなったって立ち上がれないのだろうか。
ではが逆に問おう。どうすれば君は立ち上がれる?
僕は、抱きしめてくれれば立ち上がれるよ。